【閲覧注意】熱帯魚の話 その2 「カージナル線虫」編

熱帯魚

カージナル線虫との闘い

カージナルテトラ

カラシン科の代表格、テトラの中でも有名なカージナルテトラ
ネオンテトラと似ていますが、赤色の帯が鰓から後ろに太く続くのが特徴。
つまり赤い帯が太く長く、より青/赤のコントラストが”はっきり”していて、とても綺麗な熱帯魚です。

病気・寄生虫

カージナルテトラはネオンテトラよりもやや難しいが、比較的飼育しやすい熱帯魚と言われます。また群游させると綺麗なのことと小型種ということもあり、一つの水槽で多くの個体を飼育されることが多いと思います。そのため一度病気や寄生虫に罹ると水槽内に一気に広がってしまいます。
そんな中でも怖いのが「カージナル線虫」です。
経験上、初期症状は鮮やかな青いラインが途切れていたり、色が抜けたように黒っぽく変色しているなどです。さらによく観察すると白い糸のようなもなが体表から出ていたり、口や鰓付近、胸びれ付近などに細い糸が絡まったように見えることがあります。
しばらくすると下の写真の様に太くなり、魚たちも苦しそうになってきます。

魚病薬はリフィッシュやトロピカル-Nが効くらしいですが、現在ではどちらも入手が大変困難な薬となっており、薬浴での治療は難しいとされています。ハーバルエースなども投与しましたが、次々とXしていきます。
こうなると物理的な対応くらしか術がないらしく.....

勇気を出してピンセットで抜いてみることに

飼育水を十分含ませたティッシュの上に乗せ、オキシドールで消毒したピンセットで勇気を出して抜いてみました。実際にやった方は分かるかもしれませんが、予想以上に強固に食い込んでおり、簡単には抜けません。これ以上力を入れると魚が耐えられないと感じるくらいの力加減で何とか抜けました。
あまりにも可愛そうで、2匹目以降は処置できませんでした。

その後、メチレンブルー系の薬浴水槽に戻し回復を祈ります。

薬浴水槽内では、元気に泳ぎまわり、少しはエサも食べていましたが、やがて2週間くらいで力尽きました。ごめんね。そしてありがとう。

さいごに

結果的に何もしなかった方が良かったかもしれません。
少しでも延命できたと信じて。。。

カージナル線虫対策で何か良い方法がありましたら、是非コメントください。
よろしくお願いいたします。

byコバ

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